【シャドテンの効果を実感!】英語講師がおすすめする使い方アドバイス10選!

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この記事を書いている人
  • TOEIC980点、英検1級
  • 留学経験ゼロで英語を習得
  • 大手英会話スクールで10年以上指導
  • 大学・法人研修講師10年以上
  • 講師歴はトータル20年以上
  • 日英翻訳の経験多数

英語コーチングスクールPROGRIT(プログリット)が提供するシャドテン(SHADOTEN)は、シャドーイング添削をしてもらえると人気のアプリです。料金は月額2万円ちょっと。決して安くはない金額なので、どれだけ効果があるのか気になるところですよね。

リスニング力の向上に絶大な効果があります。

そもそもシャドーイングはリスニング力向上のためのトレーニング。ただし一人では効果が出しにくいのが難点です。シャドテンを使えば、より早く確実にシャドーイングの効果を実感できます。

スピーキングにも効果あるの?

スピーキングにも良い効果があります。ただし、学習にちょっとした工夫が必要です。

この記事では、シャドーイング指導歴10年以上の私が、シャドテンで得られる効果と上達をさらに早めるためのアドバイスをお伝えします

基本の学習手順に加えてちょっとした使い方の工夫をすれば、シャドテンの効果をより実感しやすくなります。記事を参考にシャドテン学習をおこない、効果的な英語力アップを実現しましょう!

この記事を読んでわかること
  • シャドテンで得られる効果
  • シャドテンで得にくい効果
  • シャドテンの効果的な使い方アドバイス

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目次

シャドテンとは?

画像:シャドテン公式HPより

シャドテンとは、英語コーチングスクールPROGRIT(プログリット)が提供するシャドーイングに特化した英語学習アプリです。自分のシャドーイング音声を提出し、毎日プロの添削が受けられます。

概要
料金月額 21,780円(税込)
内容アプリのコンテンツ提供
毎日1回のプロによるシャドーイング添削
LINEでの学習サポート
レベル初級~上級レベル
学習時間の目安1日30分程度~
教材の内容ビジネス、文学、科学、社会、エンタメ、カルチャー、
資格試験(TOEIC、英検2級・準1級、TOEFLE、IELTS)
教材の発音アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア

シャドテンの添削はAIではなくプログリットのスタッフがおこないます。英語のプロフェッショナルから具体的なアドバイスをもらえます。

教材の数は1,000以上。アプリ登録時のカウンセリングをもとに、学習者におすすめの課題を提案してもらえます。

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シャドテンで得られる効果

シャドテンを使って学習すると、以下の3つの効果を得られます。

リスニング力向上の効果

シャドテンを使って学習すれば英語が聞き取りやすくなり、リスニング力が大幅に向上します。シャドテンは英語の発音の聞き取りにとくに大きな効果を発揮するのです。

以下のシャドーイング2つのステップを見てください。

シャドーイングの2ステップ
  • プロソディ・シャドーイング:発音を再現するシャドーイング
  • コンテンツ・シャドーイング:意味を意識するシャドーイング

シャドテンはこのプロソディ・シャドーイングに特化したアプリです。日本人の多くは発音の聞き取りがうまくできません。ステップ1のプロソディ・シャドーイングでは発音の再現に集中します。正しい発音を身に付ければ発音の聞き取りもできるようになるからです。

正しい発音でシャドーイングするのは難しいので、皆さんここでつまづきがち。

シャドテンでは毎日1回シャドーイング音声を提出し、プロの添削でアドバイスを受けながらシャドーイングをおこなっていきます。添削では「正しい発音ができているか」をチェックされます。

発音の聞き取りができればリスニングが楽になる

発音の向上に効果がある

シャドテンの添削ではシャドーイングの発音をチェックされます。特に以下の4つの点がポイントになります。

  • 音の連結 リンキング
  • 音の消失 リダクション
  • Tのフラップ現象 フラッピング
  • 弱形

リンキングやリダクションは、英語の聞き取りに大きく影響します。これが、シャドーイングでスピードについていけない原因にもなります。

音がつながったり消えたりすることで、英語のスピードが速くなるからです。

実際に、「シャドテンで発音が良くなった」という口コミがたくさんあります。シャドテンで英語の正しい発音をできるようにトレーニングするからです。

添削で発音をチェックされるので、英語の発音が改善される。

スピーキングにも一定の効果がある

英語のスピーキングにも一定の効果が期待できます。

音声をただ聞き流すのではなく、声に出すことは英語力アップに効果があります。英語のインプットをしながら、同時にアウトプットの練習にもなるからです。

  • くり返し同じ英文を練習するので定型表現が身についていく
  • 英語が口から出てきやすくなる

口コミでも、英語が出てきやすくなったという意見が出ています。

シャドーイングの1番の効果はリスニング力の向上ですが、スピーキングにも良い影響があります。

くり返しのシャドーイングで英語が口から出やすくなる。

1週間無料で体験できるので、以下の公式HPから登録してみましょう。

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シャドテンで得にくい効果

シャドテンだけですべての英語学習ができるわけではありません。以下の3つの点に注意しましょう。

英語の基礎力アップの効果は薄い

語彙や文法といった英語の基礎的なことをシャドテンで学べるわけではありません。英文の和訳はあるので、文章の意味を確認することは可能ですがこまかい解説はありません。

自分で単語を調べたり、文法学習は別で必要。

課題となる英文が難しくて理解できない人は、まず単語や文法といった英語の基礎知識を身につけておくのがおすすめです。

特に文法学習は大切です。

こまかい発音矯正には効果が薄い

シャドテンだけで英語の発音が完璧になるわけではありません。添削でチェックされるのは、主にリンキングやリダクションといった音声変化です。それ以外の点も指摘されることはありますが、そこまで細かいチェックはないです。

発音を完璧にしたければ、音声変化の他にも以下のことが必要です。

  • すべての母音、子音の発音方法
  • イントネーションやリズム

シャドーイングで発音をすべて徹底するのは不可能です。本気で発音矯正をしたいなら、発音に特化した学習が必要。

とはいえ、シャドテンでも重要なポイントは指摘してもらえます。

シャドテンで発音に対する意識は大きく変わります。リスニングの向上を目的とした発音の矯正としては十分でしょう。

スピーキング力向上の効果は限定的

スピーキングにも良い影響が期待できますが、シャドテンだけで英語が話せるようにはなりません

再度、シャドーイングの2つのステップを確認しましょう。

シャドーイングの2ステップ
  • プロソディ・シャドーイング:発音を再現するシャドーイング
  • コンテンツ・シャドーイング:意味を意識するシャドーイング

シャドテンは1つめのプロソディ・シャドーイングに特化していて、ステップ2のコンテンツ・シャドーイングには対応していないです。積極的にスピーキング力の向上につなげようと思えば、意味を意識したコンテンツ・シャドーイングも行いたいところ。

コンテンツ・シャドーイング:
意味を意識しておこなうシャドーイング。これにより、英語を聞いて内容をすぐに理解するトレーニングができる。スピーキング力アップにも効果的。

また、シャドーイングでは自分で一から英文を作りだす練習はしません。シャドテンだけで英語がすらすら話せるようになると期待しないでください。

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リスニングの向上にはシャドテン

シャドテンの使い方:基本の流れ

まずは、シャドテンでの学習の流れを確認しておきましょう。基本の流れを理解した上で、より効果的なトレーニングができるようにアドバイスをお伝えします。

初日の学習

1日目トレーニング
  • まずは音声を聞く×3回 3分
  • 日本語訳を確認して知らない単語などをチェック 5-10分
  • スクリプトを見ながらオーバーラッピング×10回 10-15分
  • スクリプトを見ずにシャドーイング×10回 10分
  • シャドーイング音声を録音・提出 3分

同じ教材で4日間シャドーイングをします。初日は英文の内容確認なども必要なので、時間がかかります。シャドーイングまで進まずに、オーバーラッピングの音声を提出することもあるかもしれません。

*選ぶ教材によって音源の長さが変わります。所要時間はあくまで目安と思ってください。

2日目以降の学習

2日目以降の流れは少し変わります。

2日目以降のトレーニング
  • 返却された添削で、自分の音声と添削内容を確認 5分
  • 指摘された課題点に気を付けてシャドーイング 20-25分
  • シャドーイング音声を録音・提出 3分

添削の内容をよく読んで、提出した自分の音源を聞き返しましょう。さらに教材の音源と聞き比べてみます。添削アドバイスにしたがってシャドーイングをくり返しおこないます。

慣れるまでは基本に忠実に

シャドーイング初心者がシャドテンを使う場合は、最初は基本の流れにしたがってトレーニングをおこないましょう。

シャドテンでは学習のステップをていねいに教えてもらえます。まずは基本の流れをつかみ、コツがつかめてきたらアレンジしてみるのがおすすめです。

1-2週間もすれば流れがわかってきます。

疑問点も出てきたり、自分がどれくらいできるのかも段々とわかってきます。そこから少しずつ使い方を工夫してみましょう。

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シャドテンの効果を高める!覚えておきたい便利機能

useful functions

シャドテンはシャドーイングがしやすいように便利な機能がたくさんついています。ただ使い方のガイドがないので、自分で触っていきながら慣れていく必要があります。覚えておきたい便利な機能をここでいくつかご紹介しておきます。

スクリプトの表示切替

オーバーラッピングでは英文スクリプトが表示されます。教材の和訳を確認したければ、画面左下の「EN」ボタンを押します。「EN(英語)」→「JP(日本語)」→「非表示」と切り替わります。

通常オーバーラッピングでは練習モードで英文スクリプが見れます。録音モードを選ぶとスクリプト非表示になります。でも、以下のように思うときもあるはず。

  • 録音せずに練習モードでシャドーイングしたい
  • オーバーラッピングを録音したい

スクリプト表示の変更はそんなときに便利です。

初日の提出でシャドーイングが難しいと思えば、英文スクリプを見ながらオーバーラッピングの録音が可能です。

再生速度の設定やリピート設定

再生スピードなどの設定も自由に変えられます。苦手な箇所だけくり返し再生するAB再生も便利です。

私のおすすめは巻き戻し再生です。1秒、3秒、5秒と選べます。「今のところもう1回!」と思ったときにすぐにやり直せるので、苦手箇所はくり返し練習しましょう。

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シャドテンの効果的な使い方アドバイス10選

より上達を早くし、シャドテンの効果を得るにはどうすれば良いでしょうか。スピーキングも意識してどのタイミングでコンテンツ・シャドーイングを取り入れていくと良いでしょうか。シャドテンをより効果的に使うためのアドバイスをお伝えしていきます。

最初に発音動画を見ておく

シャドテンの添削では以下の4つの発音ポイントを中心にシャドーイングの添削を行います。

  • 音の連結 リンキング
  • 音の消失 リダクション
  • Tのフラップ現象 フラッピング
  • 弱形

動画での解説もありますので必ずトレーニング開始前に発音ポイントを確認しておきましょう。そうすれば、シャドーイングのさいにどこを注意すれば良いのかがわかります。ホーム画面に以下のような動画があるので、シャドーイング開始前に見ておきましょう。

トレーニングを進めながらときどき見直しするのもおすすめです。

プリントアウトして書き込みする

シャドテンのメリットはスマートフォンだけでトレーニングを完結できる便利さです。ただし、より効果的に早く上達しようと思えば、英文をプリントアウトして書き込みをしていくのがおすすめです。文章はコピペもできますし、手書きで書き出してみてもかまいません。

例えば以下のようなことを書き込んでいきましょう。

  • リンキングなどの発音ポイント
  • 知らない単語にチェック
  • 意味の切れ目ごとにスラッシュを入れる
  • イントネーションの上がり下がり
  • 強く読まれる箇所に印をつける
  • 添削で指摘された箇所に〇をつける

パッと見て何がポイントかわかれば練習もしやすいです。視覚化されてより意識が向くようになります。

シャドテンの添削ではイントネーションやリズムまではチェックされません。そこまで気が回らないという場合は、自分のできる範囲でかまいません。まずは、シャドテンでチェックされる4つのポイントにしぼって書き込みをするなど優先順位をつけていきましょう。

私もシャドーイングするときは英文をプリントアウトして書き込みします。

何をチェックするか、どんな印をつけるかなど自分でルールを作っておくと良いですよ。

書き込むことで理解が深まり上達が早まる

内容理解をしてからシャドーイングする

オーバーラッピングやシャドーイングに入る前に、英文の内容確認をしておきましょう。シャドーイングを始めると発音を中心に練習するので、わからないまま音をマネするだけになりがちです。

意味のわからないままシャドーイングしても効果あるの?

意味はちゃんと確認してから行いましょう。

知らない単語があれば単語の意味を調べておくのがおすすめです。和訳で確認しても良いのですが、それだけではイメージがつかめないこともあります。アプリで単語を長押しすればそのままGoogle検索ができます。

特に覚えにくい単語は調べておくのがおすすめ.

スクリプトをプリントアウトした場合は、意味の切れ目(チャンク)ごとにスラッシュを入れておくのもおすすめです。特に音声でポーズが入る箇所にはスラッシュを入れておくと良いですね。

スラッシュを入れると内容理解に役立つだけでなく、発音のリズムも取りやすくなる。

知らない単語が多すぎたり英文が難しすぎると感じるようなら、教材のレベルを1つ落としてみるのもおすすめです。その方がシャドーイングしやすくなり、発音の聞き取りや再現により集中できるようになるでしょう。

苦手な箇所のみピンポイントで練習

教材全体をくり返しシャドーイングするだけでなく、苦手なところを重点的に練習する方が効果的です。

以下の機能を活用しましょう。

  • 巻き戻し再生
  • AB再生

シャドーイングでひっかかるポイントがあると思うので、そこを重点的に練習してから全体のシャドーイングをすればスムーズにいくはずです。

苦手な箇所は再度オーバーラッピングをしてみたり、音読をしてみるのもおすすめ。

例えば同じ箇所だけ10回繰り返し音読すれば、少しずつ口が回るようになってきます。そうすればまた文章全体のシャドーイングに戻ってみましょう。

苦手なところを重点的に練習すると効率が良い。

毎日のトレーニングで効果が出る

1日30分のトレーニングを目標としていますが、忙しくてどうしても時間を作れないこともあるかもしれません。

今日は疲れたし、サボってもいいかな。

そんな時でも最低15分はトレーニングを行いましょう。たった15分でも、するのとしないのでは雲泥の差です。「最低でも15分」と思えば心理的なハードルも下がります。

朝と夜にそれぞれ15分ずつという風に2回にわけて行うのもおすすめです。

たとえ15分でもいいので毎日シャドーイングしましょう。

十分にトレーニングを行えなかった場合は、翌日に少し長めに時間をとってもいいですね。ただ、15分でもやっておこうとトレーニングを始めれば、気が付くと20分、30分と時間が過ぎるものです。

たとえ短時間でも毎日トレーニングをすることが大切です。毎日アプリを開く習慣をつけましょう。

でも、十分に練習できなかった日は音声を提出する自信ないなぁ。

シャドテンの添削は1日1回まで可能ですが、毎日の提出は必須ではありません。もし十分に練習ができなくて自信がない時は、提出をお休みしても良いです。

短時間でもいいので毎日トレーニングするのが大切。

最初から完璧を目指さない

最初はなかなかうまくシャドーイングできないと思います。うまくできないからと言って落ち込む必要は全くありません

何回やっても上手くできない。やっぱりシャドーイング自分には無理なのかも。

シャドーイングは、文字を見ながらのオーバーラッピングよりも難しいです。発音が聞き取れなかったり、うまくシャドーイングできなくて当然です。

難しければ再生スピードを落としてシャドーイングしましょう。

スロウ再生で少しずつ慣らしていきながら、徐々にスピードを上げましょう。スピードは細かく調整できます。特に聞き取りにくい箇所は、ゆっくりスピードで音声を聞き返してみるとわかりやすいです。

なんか、できそうな気がしてきた!

最初から完璧を目指すとシャドーイングが辛くなってきます。昨日の自分より少しでも成長するという気持ちでトレーニングしてください。

昨日の自分を超えていけば上達できる。

添削内容はメモをしておき傾向を分析

添削で指摘されたDevelopment points(課題点)をまとめて書き留めておくのもおすすめです。ふり返って分析すれば、自分の苦手な発音が見えてくると思います。

  • フラップのTが苦手
  • リンキングをよく指摘される
  • 前置詞の発音をよく指摘される

フラップのTは毎回チェックされてるなぁ。

そんな具合に自分の弱点がより明確になっていきます。新しい課題に取り組む際にもこれが役に立ちます。

おっと、これはフラップだぞ。良く聞いて練習しよう。

英文をプリントアウトして書き込みをしていけば、こういった自分の傾向が見えてくると思います。英文のプリントアウトができないなら、添削されたポイントだけでもどこかにメモしておきたいです。

シャドテンでのトレーニングをしばらく続けたら、定期的にふり返りを入れてみましょう。自分の苦手なポイントを意識していけばより上達が早くなります。

自己分析で弱点を見つけていく。

単語はメモして語彙力アップ効果も

シャドテンはリスニング力アップのためのアプリですが、せっかくなのでスピーキング力アップにもつなげたいと思いますよね。

その場合、アウトプットで使えそうだなと思った表現をメモしておくと良いです。

こんな言い方するんだ。ちょっとメモしておこう。

教材の中で出てきた表現を会話で使えるように記録しておけば、スピーキング力アップにもつながります。特に、「知っているけどパッと出てこない表現」をリストアップしておくとスピーキングにつなげやすいです。

ただし、教材で出てきた単語を全て覚えていく必要はありません。

自分が使いたいと思う単語や表現だけに絞ってメモしておくのがおすすすめです。使いそうにないような単語を覚える必要はありません。忙しい社会人が英語学習するのに、覚える語彙はしぼっていく方が効率が良いです。

使えそうな単語は覚えていく。語彙力アップやスピーキング力にも効果的。

内容を意識してシャドーイング

シャドテンはプロソディ・シャドーイングに特化したアプリです。ただ、最終的には意味も意識したコンテンツ・シャドーイングも行う方が、スピーキング力の向上につながります。

そこで、シャドーイングになれてくれば、自主的に意味を意識したシャドーングも取り入れてみましょう。

そこまでできるかなぁ。

おすすめは以前に学習した教材を使ったコンテンツ・シャドーイングです。

音声を提出して添削が返ってくるまでの待ち時間で、以前に学習した教材を復習してみましょう。このときにコンテンツ・シャドーイングを取り入れます。

  • 発音よりも意味を意識してみる。
  • 強弱のリズムを意識しておこなう。

英語では重要な箇所はゆっくり強く発音されます。強弱のメリハリを意識すれば自然と意味にも意識が向くのでおすすめです。

コンテンツ・シャドーイングでは、発音の正確さよりも内容を伝える気持ちでシャドーイングしましょう。自分が話し手になったつもりでシャドーイングをしてみてください。

話者になりきってシャドーイング。意味も意識すればスピーキング力もつく。

中級レベル以上はオーバーラッピングを少なく

シャドテンの基本手順ではオーバーラッピングを10回おこないます。ただし、中級レベル以上の人はオーバーラッピングをもう少し減らしても良いでしょう。

オーバーラッピングで英文を覚えてしまう人もいるからです。

私がシャドーイングを指導していて、中級レベル以上の人は英文を何回か音読すると覚えてしまう人もいます。全部を覚えないにしても、ところどころ覚えられます。

オーバーラッピングをやりすぎると覚えてしまって、発音を聞かずにシャドーイングしてしまう。

個人差はあると思いますが、発音を聞かずに記憶に頼ってシャドーイングしていると感じるならオーバーラッピングの回数を減らしてみましょう。

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シャドテンと合わせておこなうと効果的な学習

以下の学習をシャドテンと合わせておこなえばより学習効果が高まります。できればシャドテンの学習と並行しておこないましょう。

文法学習

教材の英文が難しく感じたり、理解できないことが多いなら文法学習も合わせておこなうのがおすすめです。単語はそのつど調べて覚えられますが、文法はそうもいきません。苦手な文法を少しでも減らしておければ英語力の底上げができるので、合わせておこなうと良いでしょう。

初心者におすすめなのは以下の教材です。

中級レベル以上の方には以下の教材がおすすめ。

発音学習

シャドテンでも発音の改善ができますが、細かい点までは学習できません。発音の学習を別途おこなえば、発音の再現がより早くできるようになります。

おすすめは以下の教材です。発音記号から学べます。

イギリス英語になりますが、イギリスBBCが運営するBBC Learning Englishのサイトもおすすめです。

日本語の字幕がないので初心者には難しいですが、動画で口の動きが見られるのでわかりやすいです。母音や子音の発音から、音の連結や脱落といった音声変化も学べます。
BBC Learning English

添削でよく指摘される発音があれば、こういった教材やサイトを利用してみましょう。

多聴

リスニングでは細部まで聞き取れなくても全体像がわかるようにザックリ聞くことも必要です。

こういったトレーニングを「多聴」といいます。

シャドテンでは同じ教材をくり返し聞いてトレーニングを行います。こういったトレーニングを「精聴」と言います。

リスニングの向上には多聴と精聴をバランス良くおこなう。

英語のポッドキャストを聞いたりYouTubeを見たり、英語をたくさん聞くようにしておきましょう。

シャドテンでトレーニングをおこなうと、多聴をしたときに英語が聞きやすくなります。リスニング力の向上を実感するためにも合わせておこなうのがおすすめです。

瞬間英作文

スピーキング力もアップしたいなら、瞬間英作文で英文を作る練習もしましょう。シャドーイングでもスピーキング向上に効果がありますが、自分で文章を組み立てる練習にはなりません。

瞬間英作文:日本語の文章をとっさに英語に言いかえる練習

瞬間英作文には同じプログリット社提供の【スピフル】というアプリがおすすめです。スピーキングに特化したアプリなので、会話力を上げたい人におすすめです。

リスニング強化にはシャドテン、スピーキング強化にはスピフルと使い分けましょう。

\ 詳しくは以下をクリック

毎日30分!一人でできるスピーキング練習

まとめ

シャドテンを使って学習すれば、一人でシャドーイングをおこなうよりも早くリスニング力の向上ができます。

記事でご紹介したポイントを意識してトレーニングすれば、さらに上達を加速させることが可能です。スピーキング力の向上にも役立ちます。

同じ料金を支払って勉強するなら、最大限に活用して英語力の大幅なアップを実現してしまいましょう。月額2万円のもとが十分に取れます!

以下の公式HPから、まずは1週間シャドテンを体験してみてください。

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