人気のシャドーイング添削アプリシャドテン(SHADOTEN)が気になっているものの、どんな効果があるのか実はあまり良くわかっていない人はいませんか?
シャドーイングはリスニング力向上のためのトレーニングなので、シャドテンの効果もそれと同じです。独学では難しいシャドーイングの効果を、シャドテンを使えばより早く実感できます。

シャドーイングはスピーキングにも良い効果がありますよ。
この記事では、シャドーイング指導歴10年以上の私が、シャドテンで得られる効果と上達をさらに早める使い方アドバイスをお伝えします。
ちょっとした使い方の工夫で、シャドテンの効果をより早く実感できるようになります。記事を参考に学習して、効果的に英語力アップしましょう!
シャドテン | 概要|
---|---|
提供する会社 | 株式会社プログリット(PROGRIT) |
料金 | 月額 21,780円(税込) |
内容 | 1,000以上のシャドーイング教材 毎日1回のプロによるシャドーイング添削 LINEでの学習サポート |
レベル | 初級~上級 |
学習時間の目安 | 1日30分程度~ |
教材の内容 | ビジネス、文学、科学、社会、エンタメ、カルチャー、 資格試験(TOEIC、英検2級・準1級、TOEFLE、IELTS) |
教材の発音 | アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア |
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シャドーイング添削の満足度86%


Anne(アン)
英語講師/学習コンサルタント
大学時代、英語科に進学したものの英会話力はゼロ。悔しさをバネに努力を重ね、留学なしでTOEIC980点・英検1級を取得。自らの経験をもとに、英語学習に役立つ情報を発信しています。
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シャドテンで得られる3つの効果


シャドテンを使って学習すると、以下の3つの効果を得られます。
リスニング力の向上
シャドテンを使って学習すれば英語が聞き取りやすくなり、リスニング力が大幅に向上します。シャドテンは英語の発音の聞き取りに大きな効果を発揮するのです。
以下のシャドーイング2つのステップを見てください。
- プロソディ・シャドーイング:発音を再現するシャドーイングで、聞き取る力が身につく。
- コンテンツ・シャドーイング:意味も意識するシャドーイングで、スピーキングにも効果がある。
シャドテンはこのプロソディ・シャドーイングに特化したアプリです。日本人の多くは発音の聞き取りがうまくできません。ステップ1のプロソディ・シャドーイングでは発音の再現に集中します。正しい発音を身に付ければ発音の聞き取りもできるようになるからです。



正しい発音でシャドーイングするのは難しいので、皆さんここでつまづきがち。
シャドテンでは毎日1回シャドーイング音声を提出し、プロの添削でアドバイスを受けながらシャドーイングをおこなっていきます。添削があることでシャドーイングの質が高くなり、リスニング向上の効果がより早く得られます。
発音の改善
シャドテンの添削ではシャドーイングの発音をチェックされます。特に以下の4つの点がポイントになります。
- 音の連結 リンキング
- 音の消失 リダクション
- Tのフラップ現象 フラッピング
- 弱形
リンキングやリダクションは、英語の聞き取りに大きく影響します。これが、シャドーイングでスピードについていけない原因にもなります。



音がつながったり消えたりすることで、英語のスピードが速くなるからです。
実際に、「シャドテンで発音が良くなった」という口コミがたくさんあります。シャドテンで英語の正しい発音をできるようにトレーニングするからです。
スピーキングにも一定の効果
英語のスピーキングにも一定の効果が期待できます。音声をただ聞き流すのではなく、声に出すことは英語力アップに効果があります。英語のインプットをしながら、同時にアウトプットの練習にもなるからです。
- くり返し同じ英文を練習するので、定型表現が身についていく
- 英語が口から出てきやすくなる
自分の言葉で文章を作るわけではないので、シャドテンだけで話せるようにはなりません。本格的なスピーキングトレーニングをする前の、準備運動のような位置づけと考えるとよいでしょう。実際、口コミでも「英語が出てきやすくなった」という意見があります。
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シャドテンで得にくい効果


シャドテンだけですべての英語学習ができるわけではありません。以下の3つの点に注意しましょう。
英語の基礎力アップ
語彙や文法といった英語の基礎的なことはシャドテンで学べません。英文の和訳はあるので、文章の意味を確認することは可能ですが、こまかい解説はないからです。
自分で単語を調べたり、文法学習は別で必要。
これから英語を一からやり直そうという人は、まずはテキストなどで基礎文法を学ぶのが先決です。シャドーイングでリスニング力UPに取り組む前に、まずは文法の下地作りをしましょう。
一方で、中学レベルの英語知識があれば、シャドテンの効果は得られます。教材は細かくレベル分けされているので、自分のレベルに合う教材でトレーニングをしていきましょう。
こまかい発音矯正
シャドテンだけで英語の発音が完璧になるわけではありません。添削でチェックされるのは、主に音の連結や脱落など特定の音声変化です。それ以外の発音も指摘されることはありますが、そこまで細かいチェックはないです。
発音を完璧にしたければ、音声変化の他にも以下のことが必要です。
- すべての母音、子音の発音
- イントネーションやリズム
シャドーイングだけでは完全な発音矯正はできません。徹底した発音矯正を望むなら、発音記号からしっかり学び、発音に特化した学習が必要です。



とはいえ、シャドテンでも重要なポイントは指摘してもらえます。
シャドテンで発音に対する意識は大きく変わります。そこまで完璧な発音は求めないが、少しでも日本語訛をなくして英語らしい自然な発音に近付きたい人には十分と言えるでしょう。
シャドテンだけでは話せるようにならない
シャドテンではプロソディ・シャドーイングという発音に特化したシャドーイングをします。英語を聞き取る力を伸ばすトレーニングなので、スピーキング力も上げたいと思えば意味を意識するコンテンツ・シャドーイングもしたいです。
また、シャドーイングでは自分で一から英文を作りだす練習はしません。そのため、シャドテンだけでは英語がすらすら話せるようになりません。
シャドテンを提供しているプログリットは、「スピフル」「ディアトーク」といったスピーキング特化アプリも開発しています。リスニングとスピーキング動詞に伸ばしていきたい人は、他のアプリとの併用も考えてみましょう。
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シャドテンで効果が出るまでの期間


シャドーイングの効果が出るまでにかかる時間は個人差があります。開始時の英語レベルや、毎日どれくらいの時間をかけられるかによって変わります。私がこれまでシャドーイング指導をしてきた経験を元に、シャドテンで効果が出るまでの期間の目安をお伝えします。
3ヵ月を目安に効果を感じ始める
効果を感じ始めるまでの期間は3ヶ月がひとつの目安となります。
シャドーイングのコツがつかめてきて、英語を聞くときの意識が変わってくるのがこれくらいの時期です。
- シャドーイングのやり方がわかってくる
- 英語を聞くときの意識が変化してくる
3~4か月でTOEICのリスニングスコアが100点くらい上がったという人もいます。すぐに結果が出なくても、せめて3ヵ月はシャドテンを継続してみましょう。
3ヵ月で効果が出始めたら、シャドテンを退会して自主トレーニングを続けるのもありだと思います。
シャドテン利用者の実際の口コミ・評判が気になる人は、以下の記事に詳しく書いていますので合わせてお読み下さい。
1年続ければかなりの効果が期待できる
3ヵ月で英語の聞こえ方が変わってきて、さらに1年間続ければかなりの効果が期待できます。開始時のレベルにもよりますが、TOEICのリスニングで満点が取れる位に到達できるでしょう。
- 英語の聞き取りがかなり楽になる
- シャドーイングの習慣がしっかり定着する
3ヵ月でシャドテンを退会して自主トレーニングに移っても良いですが、さらにシャドテンを継続すればより質の高いシャドーイングを続けられるのは確かです。予算に余裕があるのなら、半年~1年くらい続けてみるのも良いでしょう。
少しでも早く結果を出したいという方は、以下の記事にシャドテンの使い方アドバイスを書いています。スピーキング力の向上にも効果が期待できますので、学習の参考にしてみてください。
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シャドテン学習の手順


シャドテンでの学習がどのように進むのか具体的に見ていきましょう。シャドテンの登録方法は以下の記事にくわしく書いていますので、無料体験するさいに参考にしてくださいね。
カウンセリングと教材の提案
まずはアプリ上でいくつかの質問に答え、その結果自分に合う教材をおすすめされます。
- シャドーイングの学習方法を知っているか
- シャドーイングの経験はあるか
- シャドテン利用の目的は何か(日常会話・ビジネス・TOEICなど)
- 英語でオーラルコミュニケーションを取る頻度
- 現在の英語力
- 英語の発話についてどう感じるか(楽しい・苦手など)
選択式の質問になっているので、自分に近いと思う回答を選びます。ヒアリングの結果、おすすめ教材を提示されます。


教材WPMのレベルも表示されるので、自分のレベルを確認しておきましょう。
実際に学習をスタートして難しく感じたりやさしすぎると思うようならLINEで相談できます。まずはおすすめされた教材で学習をすすめていきましょう。
シャドテン教材の内容とレベル
教材のレベルはWPMで以下のようにレベル分けされています。
受講者のレベル | WPM |
初心者 Beginner | 100-150 |
中級者 Intermediate | 100-150 |
上級者 Advanced | 160-180 |
達人 Proficient | 190-200 |
WPMの目安は以下を参考にしてみてください。日本人の平均はちょっと低めです。
日本人の平均 100
TOEICのリスニング 150-160
ネイティブの平均 200-250



初心者はまずはWPM150くらいを目指してみると良いと思います。
教材はBeginnerレベルはナレーション音声、Intermediateはインタビューやスピーチなどの生音声が中心です。
スティーブ・ジョブズのスピーチやビジネス英語の教材まで、1,000以上の多様な教材があります。さらに、TOEICや英検など資格試験用の教材も用意されています。
教材数 | 1,000以上 |
対応する国 | アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア |
ジャンル | ビジネス、文学、科学、社会、エンタメ、カルチャー、資格試験 |
対応する資格試験 | 英検2級・準1級、TOEIC、 TOEFL、IELTS |
学習方法についての動画を視聴
学習を開始する前に、シャドーイングの方法についての動画を視聴します。飛ばしてトレーニングに入ることもできますが、できれば最初に見ておきましょう。
他にも英語学習についてのアドバイスや発音の注意点などの動画がホーム画面からいつでも見れます。


トレーニング開始
トレーニングの大まかな流れは以下の通りです。基本的には同じ教材で4日間シャドーイングに取り組みます。
1日目のトレーニング時と2日目以降で少し流れが変わります。
- まずは音声を聞く 3回 2-3分
- 日本語訳を確認して知らない単語などはチェック 5-10分
- スクリプトを見ながらオーバーラッピング(音声と同時に読み上げ) 10-15分
- スクリプトを見ずにシャドーイング 10分
- 音声を提出
最初は和訳をチェックしたり知らない単語があれば自分で調べたりします。そしてスクリプトを見ながらオーバーラッピングしてからシャドーイングに進みます。
シャドーイングに慣れていない人は、初日はシャドーイングまで進まないかもしれません。



その場合はオーバーラッピングの音声を提出してもOKです。
- 自分の音声と添削内容を確認 3-5分
- 指摘された課題点に気を付けてシャドーイング 20-25分
- シャドーイング音声を提出
添削は24時間以内に返却され、Good Points(良い点)とDevelopment Points(課題点)を伝えてもらえます。添削内容をチェックして、自分の音声と教材の音声を聞き返します。
その上で、課題点に気を付けてシャドーイングします。
同じ教材を4回提出すれば次の教材へ進みます。4回提出する前でも課題点が1つ以下になれば早くクリアできることもあります。
慣れるまでは基本に忠実に
シャドーイング初心者がシャドテンを使う場合は、最初は基本の流れにしたがってトレーニングをおこないましょう。
シャドテンでは学習のステップをていねいに教えてもらえます。まずは基本の流れをつかみ、コツがつかめてきたらアレンジしてみるのがおすすめです。



1-2週間もすれば流れがわかってきます。
疑問点も出てきたり、自分がどれくらいできるのかも段々とわかってきます。そこから少しずつ使い方を工夫してみましょう。
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シャドーイング添削の満足度86%
シャドテンを効果的に使う!覚えておきたい便利機能


シャドテンはシャドーイングがしやすいように便利な機能がたくさんついています。ただ使い方のガイドがないので、自分で触っていきながら慣れていく必要があります。覚えておきたい便利な機能をここでいくつかご紹介しておきます。
スクリプトの表示切替
オーバーラッピングでは英文スクリプトが表示されます。教材の和訳を確認したければ、画面左下の「EN」ボタンを押します。「EN(英語)」→「JP(日本語)」→「非表示」と切り替わります。


通常オーバーラッピングでは練習モードで英文スクリプが見れます。録音モードを選ぶとスクリプト非表示になります。でも、以下のように思うときもあるはず。
- 録音せずに練習モードでシャドーイングしたい
- オーバーラッピングを録音したい
スクリプト表示の変更はそんなときに便利です。
初日の提出でシャドーイングが難しいと思えば、英文スクリプを見ながらオーバーラッピングの録音が可能です。
再生速度の設定やリピート設定
再生スピードなどの設定も自由に変えられます。苦手な箇所だけくり返し再生するAB再生も便利です。


私のおすすめは巻き戻し再生です。1秒、3秒、5秒と選べます。「今のところもう1回!」と思ったときにすぐにやり直せるので、苦手箇所はくり返し練習しましょう。
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英語講師がおすすめ!No.1シャドーイングアプリ
シャドテンの効果をさらに高める!使い方アドバイス10選


より上達を早くし、シャドテンの効果を得るにはどうすれば良いでしょうか。スピーキングも意識してどのタイミングでコンテンツ・シャドーイングを取り入れていくと良いでしょうか。シャドテンをより効果的に使うためのアドバイスをお伝えしていきます。
最初に発音動画を見ておく
シャドテンの添削では以下の4つの発音ポイントを中心にシャドーイングの添削を行います。
- 音の連結 リンキング
- 音の消失 リダクション
- Tのフラップ現象 フラッピング
- 弱形
動画での解説もありますので必ずトレーニング開始前に発音ポイントを確認しておきましょう。そうすれば、シャドーイングのさいにどこを注意すれば良いのかがわかります。ホーム画面に以下のような動画があるので、シャドーイング開始前に見ておきましょう。


シャドーイング添削で、「フラップ」「連結」といった言葉がたびたび出てきます。事前に動画を見て知っていると、添削のアドバイスが理解しやすいです。
ディクテーションしてみる
新しい課題に挑戦する初日に、英文をディクテーションしてみるのもおすすめです。実際に私もディクテーションで一語一句書き出してみました。どこが聞き取れていないかが明確になり、自分の弱点がわかりやすいです。


音声変化に慣れてくれば、書き出した英文を見ながら音声を聞き返すと、どこで連結や消失があるかもわかってきます。



私はシャドーイングする前に、発音ポイントをチェックしておきました。その方がシャドーイングの完成度が高まります。
添削アドバイスなども、ここにどんどん書き込んでいくと良いですよ!自分の学習ノートを作るなど、それぞれに工夫してみてもいいでしょう。
ただし、ディクテーションは手間がかかるので、時間に余裕のある時だけで構いません。シャドテンのメリットはスマートフォンだけでトレーニングを完結できる便利さですが、一手間かければより上達速度は上がります。早く効果を得たいと思う人は、取り入れてみてください。
内容理解をしてからシャドーイングする
オーバーラッピングやシャドーイングに入る前に、英文の内容確認をしておきましょう。シャドーイングを始めると発音を中心に練習するので、意味のわからないまま音をマネするだけになってしまう人もいます。



知らない単語があれば単語の意味を調べておくのがおすすめです。
和訳で確認できますが、それだけでは単語のイメージがつかめないこともあります。アプリで単語を長押しすればそのままGoogle検索ができますから、特に覚えにくい単語は調べておくのがおすすめ。
スクリプトをプリントアウトした場合は、意味の切れ目(チャンク)ごとにスラッシュを入れておくのもおすすめです。特に音声でポーズが入る箇所にはスラッシュを入れておくと良いですね。
苦手な箇所のみピンポイントで練習
教材全体をくり返しシャドーイングするだけでなく、苦手なところを重点的に練習する方が効果的です。以下の機能を活用しましょう。
- 巻き戻し再生
- AB再生
シャドーイングでひっかかるポイントがあると思うので、そこを重点的に練習してから全体のシャドーイングをすればスムーズにいくはずです。



苦手な箇所は再度オーバーラッピングをしてみたり、音読をしてみるのもおすすめ。
例えば同じ箇所だけ5、6回繰り返し音読すれば、少しずつ口が回るようになってきます。そうすればまた文章全体のシャドーイングに戻ってみましょう。
毎日のトレーニングで効果が出る
1日30分のトレーニングを目標としていますが、忙しくてどうしても時間を作れないこともあるかもしれません。そんな時でも、最低15分はトレーニングを行いましょう。
たった15分でも、するのとしないのでは雲泥の差です。「最低でも15分」と思えば心理的なハードルも下がります。朝と夜にそれぞれ10-15分ずつという風に2回にわけて行うのもおすすめです。



たとえ15分でもいいので毎日シャドーイングしましょう。
たとえ短時間でも毎日トレーニングをすることが大切です。毎日アプリを開く習慣をつけましょう。15分でもやっておこうとトレーニングを始めれば、気が付くと20分、30分と時間が過ぎるものです。
シャドテンの添削は1日1回まで可能ですが、毎日の提出は必須ではありません。十分に練習ができなくて自信がない時は、提出をお休みしても良いです。ただし、休みグセをつけないように気をつけてくださいね!
最初から完璧を目指さない
最初はなかなかうまくシャドーイングできないと思います。うまくできないからと言って落ち込む必要は全くありません。
シャドーイングは、文字を見ながらのオーバーラッピングよりも難しいです。発音が聞き取れなかったり、うまくシャドーイングできなくて当然です。



難しければ再生スピードを落としてシャドーイングしましょう。
スロウ再生で少しずつ慣らしていきながら、徐々にスピードを上げましょう。スピードは細かく調整できます。特に聞き取りにくい箇所は、ゆっくりスピードで音声を聞き返してみるとわかりやすいです。
最初から完璧を目指すとシャドーイングが辛くなってきます。昨日の自分より少しでも成長するという気持ちでトレーニングしてください。
添削内容はメモをしておき傾向を分析
添削で指摘されたDevelopment points(課題点)をまとめて書き留めておくのもおすすめです。ふり返って分析すれば、自分の苦手な発音が見えてくると思います。
- フラップのTが苦手
- リンキングをよく指摘される
- 前置詞の発音をよく指摘される
そうすれば自分の弱点がより明確になっていきます。新しい課題に取り組む際にもこれが役に立ちます。
英文をプリントアウトして書き込みをしていけば、こういった自分の傾向が見えてくると思います。英文のプリントアウトができないなら、添削されたポイントだけでもどこかにメモしておきたいです。



シャドテンでのトレーニングをしばらく続けたら、定期的にふり返りを入れてみましょう。
自分の苦手なポイントを意識していけばより上達が早くなります。新しい教材に挑む時も、自然と「フラップに気をつけよう」と取り組み方が変わってきます。
単語はメモして語彙力アップ効果も
シャドテンはリスニング力アップのためのアプリですが、せっかくなのでスピーキング力アップにもつなげたいと思いますよね。その場合、アウトプットで使えそうだなと思った表現をメモしておくと良いです。
教材の中で出てきた表現を会話で使えるように記録しておけば、スピーキング力アップにもつながります。特に、「知っているけどパッと出てこない表現」をリストアップしておくとスピーキングにつなげやすいです。



ただし、教材で出てきた単語を全て覚えていく必要はありません。
自分が使いたいと思う単語や表現だけに絞ってメモしておくのがおすすすめです。使いそうにない単語を覚える必要はありません。忙しい社会人が英語学習するのに、覚える語彙はしぼっていく方が効率が良いです。
内容を意識してシャドーイング
シャドテンはプロソディ・シャドーイングに特化したアプリです。ただ、最終的には意味も意識したコンテンツ・シャドーイングも行う方が、スピーキング力の向上につながります。
そこで、シャドーイングになれてくれば、自主的に意味を意識したシャドーングも取り入れてみましょう。



おすすめは以前に学習した教材を使ったコンテンツ・シャドーイングです。
音声を提出して添削が返ってくるまでの待ち時間や、仕事が休みで時間にゆとりがあるときに、以前に学習した教材を復習してみましょう。このときにコンテンツ・シャドーイングを取り入れます。
- 発音よりも意味を意識してみる。
- 強弱のリズムを意識しておこなう。
英語では重要な箇所はゆっくり強く発音されます。強弱のメリハリを意識すれば自然と意味にも意識が向くのでおすすめです。
コンテンツ・シャドーイングでは、発音の正確さよりも内容を伝える気持ちでシャドーイングしましょう。自分が話し手になったつもりでシャドーイングをしてみてください。
中級レベル以上はオーバーラッピングを少なく
シャドテンの基本手順ではオーバーラッピングを10回おこないます。ただし、中級レベル以上の人はオーバーラッピングをもう少し減らしても良いでしょう。オーバーラッピングで英文を覚えてしまう人もいるからです。
私がシャドーイングを指導していて、中級レベル以上の人は英文を何回か音読すると覚えてしまう人もいます。全部を覚えないにしても、ところどころは覚えられます。
オーバーラッピングをやりすぎると覚えてしまって、発音を聞かずにシャドーイングしてしまう。
個人差はあると思いますが、発音を聞かずに記憶に頼ってシャドーイングしていると感じるならオーバーラッピングの回数を少し減らしてみましょう。
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英語講師がおすすめ!No.1シャドーイングアプリ
シャドテンと合わせておこなうと効果的な学習


以下の学習をシャドテンと合わせておこなえばより学習効果が高まります。できればシャドテンの学習と並行しておこないましょう。
文法学習
教材の英文が難しく感じたり、理解できないことが多いなら文法学習も合わせておこなうのがおすすめです。単語はそのつど調べて覚えられますが、文法はそうもいきません。苦手な文法を少しでも減らしておければ英語力の底上げができるので、合わせておこなうと良いでしょう。
初心者におすすめなのは以下の教材です。


中級レベル以上の方には以下の教材がおすすめ。


発音学習
シャドテンでも発音の改善ができますが、細かい点までは学習できません。発音の学習を別途おこなえば、発音の再現がより早くできるようになります。
おすすめは以下の教材です。発音記号から学べます。


イギリス英語になりますが、イギリスBBCが運営するBBC Learning Englishのサイトもおすすめです。
日本語の字幕がないので初心者には難しいですが、動画で口の動きが見られるのでわかりやすいです。母音や子音の発音から、音の連結や脱落といった音声変化も学べます。
BBC Learning English



添削でよく指摘される発音があれば、こういった教材やサイトを利用してみましょう。
多聴
リスニングでは細部まで聞き取れなくても全体像がわかるようにザックリ聞くことも必要です。



こういったトレーニングを「多聴」といいます。
シャドテンでは同じ教材をくり返し聞いてトレーニングを行います。こういったトレーニングを「精聴」と言います。
リスニングの向上には多聴と精聴をバランス良くおこなう。
英語のポッドキャストを聞いたりYouTubeを見たり、英語をたくさん聞くようにしておきましょう。
シャドテンでトレーニングをおこなうと、多聴をしたときに英語が聞きやすくなります。リスニング力の向上を実感するためにも合わせておこなうのがおすすめです。
瞬間英作文
スピーキング力もアップしたいなら、瞬間英作文で英文を作る練習もしましょう。シャドーイングでもスピーキング向上に効果がありますが、自分で文章を組み立てる練習にはなりません。
瞬間英作文:日本語の文章をとっさに英語に言いかえる練習
瞬間英作文には同じプログリット社提供の【スピフル】というアプリがおすすめです。スピーキングに特化したアプリなので、会話力を上げたい人におすすめです。
リスニング強化にはシャドテン、スピーキング強化にはスピフルと使い分けましょう。
スピーキング力の向上にも積極的に取り組むなら、スピフルとシャドテンを併用するのがおすすめです。以下の記事で2つのアプリの使い分けについて書いていますのでご参考にしてください。
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まとめ
シャドテンを使って学習すれば、一人でシャドーイングをおこなうよりも早くリスニング力の向上ができます。
記事でご紹介したポイントを意識してトレーニングすれば、さらに上達を加速させることが可能です。スピーキング力の向上にも役立ちます。
同じ料金を支払って勉強するなら、最大限に活用して英語力の大幅なアップを実現してしまいましょう。月額2万円のもとが十分に取れます!
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