英語が話せるようになりたいと思いながらも「留学するようなお金も時間もないし、やっぱり自分には無理かな」そんな風に思っている人もいるのではないでしょうか。
実は私は留学経験が全くありません。でも、TOEIC980点、英検1級を取得しています。英会話スクールで講師をし、今は大学や企業研修、オンラインスクールなどで教えています。日英翻訳の仕事もしていました。
どうすれば日本にいながら英語ペラペラになれるの?
何年くらいかかるの?
そんな疑問にお答えしていきます。
この記事では、私がおこなった英語学習をふり返りながら、日本にいながら英語を話せるようになるためのコツや、英語習得に必要な学習時間についてまとめてみようと思います。
留学できないからと言って英語をあきらめる必要はありません。私の体験をヒントにして、みなさんも「英語ができる自分」を手に入れてください!
- TOEIC980点、英検1級
- 留学経験ゼロで英語を習得
- 大手英会話スクールで10年以上指導
- 大学・法人研修講師10年以上
- 講師歴はトータル20年以上
- 日英翻訳の経験多数
- 英語ペラペラの定義について
- ペラペラまでに必要とされる学習時間の目安
- 私が英語ペラペラまでにやった学習
- 留学せずに英語ペラペラになるために必要なこと必要でないこと
- 英語学習の成功の秘訣
「英語ペラペラ」とはどれくらいのレベル?
まずは「英語がペラペラ」と言った時にどれぐらいの英語力を指すのか考えてみましょう。文字通りとらえれば、「英語が流ちょうにすらすら出てくる」ということです。
とは言え、単語をならべて適当に話していては相手に理解してもらえません。
相手とちゃんとコミュニケーションが取れていることが必要です。つまり、「英語がペラペラ」とは英語が流ちょうに話せて相手とスムーズにコミュニケーションが取れるレベルということになります。
英語ペラペラ=英語が流ちょうに話せてコミュニケーションがスムーズに取れる
なにも難しいテーマについて議論ができる必要はありません。日常的なことをスラスラ話せれば、はたから見れば十分「ペラペラ」に聞こえます。平易な表現でもスムーズに話せればいいので、中級~中上級レベルくらいで「英語ペラペラ」と言えるでしょう。
さらに上級になると、ネイティブに近い感覚で英語を話せるようになります。ただ、日本人がネイティブレベルの英語力を目指す必要はないと私は思います。まずは、英語でスムーズに意思疎通ができるレベルを目指すのがおすすめです。
英語ペラペラまでに何年かかるか
英語がペラペラになるまでにどれだけの学習時間が必要なのでしょうか。米国務省のデータや私自身の経験も踏まえて検証してみます。
アメリカ国務省の機関によるデータ
アメリカ国務省の機関FSI(Foreign Service Institute)が、英語を母国語とするアメリカ人が外国語を習得するのにかかる時間の目安を調査しています。それによると、日本語は最も難易度が高いカテゴリーⅣに分類され、必要な学習時間は2,200時間とされています。
U.S. Department of State Foreign Language Training
他のヨーロッパ言語と違って日本語は英語からかけ離れた言葉。習得するのに時間がかかります。
逆に言えば、日本人が英語を習得するにもこれと同じくらいの時間が必要ということです。一般的に高校を卒業するまでに約1,000時間の英語学習をおこなっているので、それに加えてさらに1,000時間くらいの学習が必要ということになります。
1日の学習時間と1,000時間に到達するまでの年数をまとめてみましょう。
1日の学習時間 | 1,000時間に到達する年数 |
3時間 | 約1年 |
2時間 | 約1年半 |
1時間 | 約3年 |
30分 | 約6年 |
TOEICスコアで見る学習時間の目安
スピーキングとは違いますが、TOEICのスコアアップにも目安とされる学習時間があります。
600点まで 100点アップに200時間
600点以上 100点アップに300時間
600点をさかいに必要な学習時間が変わります。レベルが上がるほどにスコアアップは難しくなるのです。
先程の1,000時間に照らし合わせてみるとどうでしょうか。TOEICスコア400点で英語学習をスタートすれば以下のようにスコアが推移していきます。
TOEICスコア | 学習時間の合計 |
400 | 英語学習スタート |
500 | 200時間 |
600 | 400時間 |
700 | 700時間 |
800 | 1,000時間 |
1,000時間で400点から800点に到達します。
TOEICではスピーキング力ははかれませんが、700点~800点が一つの目安になりそうです。これまで私が指導してきた生徒さんで流ちょうに英語を話す人はそれくらい(もしくはそれ以上)のスコアの方が多いです。
私の場合は約2年
では、私自身はどうだったかと言うと、高校を卒業してから短期大学で2年間英語を学んだあとに「英語が話せる」という実感を持てるようになりました。
短大時代の1日の学習時間は3時間を超えていたと思いますが、取りあえず3時間ということで計算してみると以下のようになります。
1日3時間×365日×2年=2,190時間
米国務省のレポートよりも時間がかかったことになります。
短大での学習の良かったこと、良くなかったことを簡単にまとめてみると以下のことが言えます。
集中して英語を学べた点は良かったですが、日常英会話やビジネス英会話とは違うアカデミックな英語を学んだので遠回りも多かったと思います。
大人が英語をやり直す際には学習の目的を明確にして効率良く学べば、より短期間で目標とする英語力を身につけられるとも言えます。
ちなみに短大を卒業した頃の私のTOEICスコアは800点位でした。
学習時間はあくまで目安
英語ペラペラに到達するためには、学習時間だけでなく学習の質も大切です。どんなに時間をかけても、読み書きだけをしていては話せるようにはなりません。
質の高い学習×学習時間=英語力アップ
大人になって英語をやり直す場合、その時点での英語力がどれくらいあるのか、どのような学習をするかによって変わります。またある程度集中して学ぶことも必要なので、 1,000時間を3年かけて達成するより1年で達成する方が上達しやすいとも言えます。
学習時間はあくまで1つの目安と考えておくのが良いでしょう。
英語ペラペラを達成するための学習プランを以下の記事に書いていますので、参考にしてみてください。
最短一年で英語ペラペラを目指す!話せるようになるための勉強法
英語ペラペラへの道:学習のスタートから短大入学まで
では、私が日本にいながら英語ペラペラになった過程をふり返ってみようと思います。学習時間を記録していないので、何時間かかったということはわかりません。どのようなことをやってきたかをふり返って、客観的に分析してみたいと思います。1つの例として参考にしてみてください。
英語学習のスタートは中学に入ってから
私が初めて英語に触れたのは中学に入ってからです。当時は小学校で英語の授業はありませんでした。子供向けの英会話スクールもあったと思いますが、今ほどに普及していませんでした。英語経験ゼロで中学に入っています。
幼少期の英才教育なしでも英語は習得できるということです。
英語に興味はあったものの、中学校の英語の授業が面白くなかったので勉強はあまりしていませんでした。高校受験前の1年間だけ学習塾に通っていますが英会話はやっていません。
幼少期の英才教育はなくても大丈夫
高校時代は洋楽で英語学習
高校に入学する前の春休み、とある海外ミュージシャンのファンになり、それをきっかけに洋楽にはまりました。「英語の歌詞を理解したい」という一心で英語の勉強を一生懸命に始めたのです。
これが私の英語学習のターニングポイントと言えます。
何をしたのかというと、CDの歌詞カードを見ながら、英語の歌詞と和訳とを比べて勉強したのです。和訳ではもとの英語からは少し離れて意訳されることが多いです。そこで、自分でも辞書を引きながら一つ一つ文章の意味を考えていきました。
人によってきっかけは違うと思いますが、自分が好きなことで英語の勉強をするのはおすすめです。
高校時代に英語の通信教材
高校時代は学校の勉強とは別に、英語の通信教材を定期購読していました。英語で欧米の文化を紹介したり、洋楽のトップチャートを紹介したり、海外アーティストのインタビューが掲載されている雑誌のようなものでした。カセットテープの音声と、英文スクリプトと日本語訳がついています。
残念ながらこの教材はもうなくなってしまったようです。
何と言う名前だったか覚えていないのですが、2年くらい購読していました。今なら『English Express』が近い内容です。ここまでのボリュームありませんでしたが、英語で海外の文化なども学べるので面白かったです。
同じ教材を1か月くり返し聞いたり音読したりしていました。当時、学校の授業でリスニングがなかったので、それをここでおぎなえたのも良かったです。
学校の授業で英語の基盤を築く
授業外の勉強はしていたものの、英文法の基盤は学校の授業できずいています。リーディングの授業は面白くなくて真面目に聞いていませんでしたが、文法の先生が良い先生で一生懸命に勉強しました。
リーディングは試験前にテスト範囲を自分で読み直して、テストの点数はそこそこにとっていました。
中高を通じて英語の授業は読み書き中心の昔ながらの教育でした。リスニングやスピーキングは学校では全くやっていません。英語の各スキルをどれ位に学校で学んだを表にしてみると以下のような感じです。
英語の技能 | どれだけやったか |
---|---|
リスニング | ゼロ |
スピーキング | ゼロ |
リーディング | それなりに |
ライティング | たま~に英作文あり |
単語 | 単語帳やリーディングで |
文法 | かなり丁寧に |
かなりバランスは悪いですが、学校の授業で文法の基盤をしっかり作っていたことは、私の英語学習において大いにプラスになっていると感じます。
日本の英語教育はいろいろと揶揄されることも多いですが、決してムダではありません。
これから英文法を学び直したい方向けに、おすすめの教材を以下の記事で紹介しています。よろしければ参考にしてみてください。
【社会人向け】英文法の学習におすすめの参考書を厳選5冊!初心者から上級者まで
英語ペラペラへの道:短大入学からペラペラ達成まで
英語が好きだったので進学先は迷わず英語科を希望しました。選んだのは2年制の短期大学。短大での2年間の学習が私の英語力をさらに大きく伸ばしてくれました。どんな学習をしたか、スキル別にご紹介します。
入学当時の会話力はゼロ
入学当初の英語力は、リスニング、リーディングは高かったようです。一方でスピーキング力はゼロです。
短大では、授業開始の前にクラス分けのテストがありました。リスニングとリーディングだけのテストで、私はまさかの最上位クラスに入りました。
最上位クラスは帰国子女が入るクラスという噂でした。
実際、クラスメイトの9割くらいが帰国子女か留学経験者でした。帰国子女たちは休憩時間も英語でおしゃべりしています。一方、私は全く英語が喋れませんでした。スピーキング経験がゼロだったのですから当たり前です。
「どうしてこんなクラスに入ってしまったのか」と毎日胃が痛くなる思いでした。周りはみんな英語ペラペラなのに私は英語が話せない。
英語の知識だけあっても、練習していないと話せない。
これは日本人によくある典型的なパターンです。私もその例に漏れずでした。
発音の矯正
短大の音声学の授業で発音の矯正をしてもらいました。この授業のおかげで、のちに色んな人から「発音がきれい」とほめていただきます。
でも、実は発音のクラスではかなり苦労しています。
最初の課題では赤点でした!
よっぽど音感のいい人でなければ、ネイティブの英語を聞いて真似するだけでは発音は上達しません。やはり正しい発音の仕方を学び、くり返し音読することが必要です。そして、誰かに聞いてもらうことも大事。
私が受けた発音矯正のプロセスや、上達のコツについては以下の記事でまとめていますのでご参考にしてみてください。
【発音上達のコツ】私が日本でネイティブ並みの英語発音を身につけた方法
リーディング:多読と精読
リーディングはかなりたくさんしています。英文を丁寧に読む「精読」と、たくさん量をこなす「多読」の両方をしています。
『英文講読』というリーディングの授業で、文章の意味をていねいに取っていきながら時間をかけて読んでいきます。これが「精読」です。
授業の他に、毎月1冊の洋書を読むことが課されていました。何でもいいので洋書を読み、感想文を英語で書いて提出します。これはいわゆる「多読」です。
たくさん英語に触れることで英語の感覚をつかみ、英語を英語のまま理解する脳の回路を作っていきます。
もともとリーディングは得意だったので読解ではさほど困りませんでした。授業外の課題で多読があったため、精読と多読のバランスの良い学習ができたのが良かったです。
多読用の教材はたくさんあります。ラダーシリーズのようなレベル分けされている教材を使って、自分が興味の持てる本を読んでいくのがおすすめです。
ライティング:書くアウトプット
短大の2年間で、英語を書く機会がたくさんありました。エッセイ・ライティングの書き方を学び、さまざまなテーマで英語のレポートを書いて提出します。
英語を書くことでアウトプットのスキルが身につきます。「読む」「聞く」というインプット型のスキルよりも、アウトプット型のスキルは難しいです。ライティングはスピーキングよりもハードルが低く、それでいて英語をアウトプットする良い練習になります。
自分の考えを英語で書くというのは、スピーキング力の向上にもつながっていきます。
会話で英語を使えるようにするためには、スピーキングの前に書くアウトプットをするのが効果的です。きちっとしたエッセイである必要はありません。日常のちょっとしたことを英語で書くのもおすすめです。
ライティングで会話力を身につける方法については以下の書籍がおすすめです。著者の書かれていることに私も激しく同意します。
リスニング:多聴と精聴
リスニングでも「多聴」と「精聴」の両方をおこなっています。外国人講師のレッスンもあったので、英語を聞く機会はとても多かったです。さらに、毎週授業でディクテーションの宿題もありました。
1年次:映画の台詞、映画俳優のインタビューなど
2年次:CNNなどのニュース
台詞やインタビューは発音が明瞭でないのでかなり聞き取りは難しいです。ニュース英語は単語は難しいですが、発音がクリアなのでむしろ聞きやすかったです。
ちなみに映画の聞き取りは今も難しいです。TOEICのリスニングで満点が取れても、洋画を字幕なしで全て理解するのは至難の業。
多聴はとにかくたくさん英語に触れると良いので、一人でもできる学習です。一方、精聴は一人では効率が悪くなりがち。日本人は特に発音の聞き取りを苦手とするので、添削をしてもらいながらシャドーイングを学習に取り入れるとリスニング力アップに効果的です。
大人のシャドーイング学習にはシャドテンというアプリがおすすめです。
私の学生時代にはシャドーイングはまだ一般には広がっていませんでしたが、最近では大学の授業でもシャドーイングが積極的に取り入れられているようです。独学では効率よいシャドーイングが難しいので、多聴は一人でで、シャドーイングはお金を払って添削を受けるというスタイルがおすすめです。
発音の改善にもなるので、憧れの「英語ペラペラ」に一歩近づきます。
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スピーキング:実はあまりしなかった
短大での2年間の授業の中で英語を話す機会はそう多くありませんでした。英語を話す授業は1週間に2回ぐらいしかなかったような気がします。しかも1クラス20数名という大人数のクラスで、一人一人がたくさん英語を話すことはありません。
話すことに対して苦手意識があったので、ずっと「自分は英語が話せない」とコンプレックスに感じていました。
大学授業の目的は日常会話ではなく、英語でディスカッションできるようになることでした。かなりハードルが高く、そのせいか「英語を話せるようになった」という実感はあまりなかったです。ただ、1年次よりも2年次の方が「ちょっと話せるようになったかも?」という気はしました。
もっと早い段階でスピーキングに積極的に取り組んでいればより早くペラペラになっていたかもしれません。
ただ、英会話のレッスンは回数をしぼっても良いのではと思います。私が考えるスピーキング練習のプランを以下に書いていますので、よろしければ参考にしてみてください。
【英会話に文法は必要】コスパ良くブロークン英語を脱出する!おすすめの勉強法
卒業後に英語ペラペラを実感
短大在籍中には、「ペラペラ」の実感はありませんでした。自分が英語を話せるようになっていることに気づいたのは、卒業後に編入学した大学の英会話の授業でのことです。
私は短大卒業後に4年制の英文科に編入学しています。そこで英会話の授業を受講したのですが、初回の授業で1人ずつ自己紹介をしていきます。私の番が来て、立ち上がって自分のことを話し始めました。
このとき英語がスラスラと口から出てきた。
「私、英語ペラペラ話している!」と初めて実感した瞬間です。
おそらく一般的な「英語ペラペラ」にたどり着いたのはこの時です。少なくとも、自覚したのはこの時。
私自身の学習経験をもとにして、大人が英語を習得するさいの学習の順番を以下の記事で書いています。4技能の学習の注意点もお伝えしていますので、学習の参考にしてみてください。
【保存版】大人の英語学習で4技能はどの順番で学べばいい?効率の良い勉強方法をお伝えします!
日本にいながら英語ペラペラになる秘訣
私の経験から、日本にいながら「英語ペラペラ」になるための秘訣をまとめてみます。
私が日本で英語ペラペラになれた理由
自分の学習経緯をふり返ってみて、私が日本にいながら英語が話せるようになったのは以下のことが良かったと感じています。
- 学校英語をベースに英語の基礎力を身につけていた
- バランス良い学習を行った
- 短期間で集中して学習に取り組んだ
- 英語のインプットをしてからアウトプットへ移行した
- スピーキングの時間が取れないぶんを書くアウトプットでおぎなった
私の学習には効率の悪い部分もたくさんあったと感じています。それでも、英語力をつけるために必要なこともきちんとおこなっていました。
当時よりも今のほうが英語学習の環境は整っています。便利なアプリやオンライン英会話などを使えば、スピーキングの練習が日本でもできます。つまり、留学せずにも十分に英語を話せるようになれるのです。
目的に合わせた学習をする
社会人で仕事をしながら英語を習得しようとされている方は、学生時代の私のように英語学習に十分な時間を取れないと感じているでしょう。その一方で、自分の目的に合わせた学習ができるのは大きなメリットです。
- 仕事で必要なビジネス表現を中心に学ぶ
- リスニング、スピーキングなど自分に必要なスキルに照準を合わせる
ポイントをしぼって効率的に学べば、私よりもっと短い時間で英語ペラペラに到達することもできるはずです。
大人になって英語をやり直す方向けの学習アドバイスを以下の記事に書いていますので、参考にしてみてください。
一番大切なのは行動すること
あなたが「英語を話せるようになりたい」と思うならば、もっとも必要なのは目標に向かって行動することです。楽して英語を習得する魔法の方法はありません。学習のコツはありますが、それなりの努力は必要です。
お世話になった音声学の先生から言われた言葉があります。
英語を習得するだけなら日本でもできる。留学するなら英語を学ぶためでなく、英語で何かを学ぶために行きなさい。
私はその言葉に励まされて「留学せずに日本で英語を習得しよう」と決心しました。
それでも、自分の英語力に落ち込むことはしょっちゅう。
そんなときの解決法は、海外経験がないぶんを努力でおぎなうこと。行動あるのみ!です。
悩んでいる時間を英語学習にあてること。それが自分を次のステージへ連れて行ってくれる。
独学だけで英語を話せるようになるか
日本にいながら独学だけで英語ペラペラは可能でしょうか?私の経験から思うことをお伝えしていきます。
不可能ではないが時間がかかる
不可能ではないでしょうが時間がかかるというのが私の結論です。
私自身も大事なところでは誰かの力を借りています。短大時代は先生に学び、また大人になってからは翻訳学校に通ったこともあります。100%独学で今の英語力を手に入れたわけではありません。
「独学で英語を習得した」という人もいますが、よくよく話を聞いてみると、どこかのタイミングで先生に教えてもらったり誰かから学習のアドバイスをもらったりしていることが多いです。
とはいえ独学は必須
独学だけで英語を習得するのは難しいですが、独学なしに英語を習得するのは不可能です。
短大時代、翻訳学校時代にもかなりの自主学習をしています。学校に通っていない時期は独学のみでした。独学を中心にしながら、大事なところでは先生の指導を受けるのがおすすめです。
英会話スクールで長く勤めていましたが、上達しない生徒さんの特長は共通しています。
- レッスン外では勉強をしない
- レッスン前日にちょっと勉強するだけ
- 復習をしない
独学を続ける自信がない人にはコーチングスクールの方が有効だと思います。学習プランも立ててもらえるので効率良い学習が可能です。
一人でもある程度ストイックに学べるなら、オンライン英会話や英語アプリなどを活用して自主学習をするのも良いでしょう。
どちらにしろ、つまずいた時に相談できる存在は見つけておきたいです。
まとめ
留学したことがないと話すと、日本人からも英語ネイティブからも「どうやってその英語力を身につけたのか」と驚かれます。話すと長くなるので、とりあえず「たくさん勉強した」とだけ答えておきます。
今回、その具体的な経緯をみなさんと共有するためにこの記事を書きました。
私の学習方法は英語を話せるようにための最短ルートではなかったかもしれません。ただ、私と同じように「留学せずに英語を話せるようになりたい」と思う人に1つの答えを提示しているのではないかと思います。
少しでも皆さんのお役に立てたなら嬉しいです。
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんがこれから英語で夢を叶えていけますよう私も心から応援しています。
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