「一から英語を学び直して話せるようになりたい」と思っている社会人の方は多いのではないでしょうか。とは言え、テスト勉強とは違うので、どんな勉強をすれば良いかわからない人も多いです。

そもそも、今からやり直して話せるようになるのかな?



不安な気持ちわかります。でも、今からでも遅くないですよ!
初心者が本気で英語を学習すれば、最短1年で話せるようになることも可能です。決して楽ではありませんが、「それでも話せるようになりたい!」と思うなら、今が人生で一番若い時。悩むよりも一歩踏み出してみましょう。
この記事では、今から英語をやり直したいという初心者に向けて、1年で英語が話せるようになる学習プランをご紹介します。具体的にどんな学習をすれば良いかお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
- TOEIC980点、英検1級
- 留学経験ゼロで英語を習得
- 大手英会話スクールで10年以上指導
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最短で結果を出したいならコーチングスクールを活用するのもおすすめです。英語コーチングのトライズ(TORAIZ)は1年間徹底したサポートをおこなっています。1人での学習が不安な方は、無料カウンセリングで学習の相談をしてみましょう。
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トライズについて以下の記事で詳しく書いていますので、ご参考にしてみてください。
>>>元英会話スクール講師がトライズ(TORAIZ)を徹底解説!高い料金に見合う効果はあるのか?


目指すレベルと学習時間の目安


初心者が「英語が話せるようになりたい」と思うなら、まずどのレベルを目指すのが良いでしょうか。具体的な目標を立てるために目指すレベルをはっきりさせましょう。
中級レベルを目指す
「英語が話せるレベル」というのは、決してネイティブ並みの英語力ではありません。
最初にネイティブレベルを目指す必要はありませんし、むしろネイティブレベルを目指さない方がいいです。難しい英語を使う必要はないので、シンプルな英語でコミュニケーションが取れるようにしましょう。
- ネイティブレベルを目指さない
- 難しい英語を使わずシンプルな英語で表現
目指すべきは上級レベルではなく中級レベルの英語力です。
最初の目標が高すぎると、途中で挫折する要因になります。シンプルな英語で話せればいいと思えば、「英語が話せる」というのは実はそれほど高いハードルではないと気づくでしょう。
TOEICなら730点
「中級レベル」と言われてもどれぐらいのレベルかイメージできない人も多いと思います。英語のスピーキング力を測定するVersantというテストがありますが、あまり浸透していないのでピンと来ない人がほとんどでしょう。
そこで、日本人に馴染みがあるTOEICのスコアを指標として使ってみましょう。
まずはTOEICスコア730点を目指す
TOEIC L&Rテストではスピーキング力を測れないので、スコアが高いからと言って英語が話せるとは限りません。とは言え、これ以下のスコアだと会話に必要な英語の基礎力が足りないです。
TOEICの問題を作成する「一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会」はTOEICのスコア別にコミュニケーション能力を以下のように書いています。
TOEICスコア | コミュニケーション能力レベル |
---|---|
860点以上 | Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる |
730点以上 | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている |
470点以上 | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる |
220点以上 | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる |
*詳しい評価はTOEIC公式ページの「レベル別評価の一覧表」をご参照ください。
就職活動や転職活動で英語力をアピールできるのは600点以上と言われています。また、海外赴任や海外駐在には800点以上が目安になることが多いです。上の表の730点はちょうど中間地点でもあるので、まずはここを目指してみましょう。



ただし、点数にこだわりすぎるとテストスキルに走りがちなので注意が必要です。
TOEICスコアはあくまで目安としながら、会話力を上げる学習もしっかりおこないましょう。
1年で1,000時間を目指す
TOEICのスコアを基準として一般的にスコアアップに必要とされる学習時間をみてみましょう。
TOEICスコア | 学習時間 |
---|---|
600点まで | 100点アップまでに200時間 |
600点以上 | 100点アップまでに300時間 |
600点を境にしてスコアアップに必要な学習時間が増えます。初心者が中級レベルに到達するより、中級レベルから上級レベルになる方が難しいです。



伸びしろのある初心者が中級レベルになる方が簡単
TOEIC300点の初心者が700点に到達するのに必要な学習時間を計算してみると以下のようになります。
TOEICスコア | 学習時間の合計 |
300 | |
400 | 200時間 |
500 | 400時間 |
600 | 600時間 |
700 | 900時間 |
730点を目標とするなら、これにプラス90時間が必要となります。300点から730点に到達するための学習時間はおよそ1,000時間ということです。
1,000時間を1年で達成するには以下のようになります。
1,000時間÷365日=1日約2, 7時間
英語を話せるようになるにはスピーキングのトレーニングも必要です。少し多めに見積もって、1日3時間くらいを目安にすると良いでしょう。



今のスコアがどれ位か、学習開始前にTOEIC受験するのがおすすめ。
現在の英語力や得意・不得意によって、学習時間や最適な学習方法は変わってきます。学習の最適化をするならコーチングスクールなどを活用するのがおすすめです。
英語コーチングのトライズ(TORAIZ)では、1年間で1,000時間の学習時間を確保し、効率良く上達するための学習プランを立ててくれます。確実に成果を出したい人におすすめです。
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学習開始前:現在地の把握


学習をスターするにあたって今の英語力を確認することが大切です。
今のTOEICスコアはどれ位でしょうか?学習開始前にTOEIC受験したいところですが、手軽に把握するならSantaアルクというアプリが活用できます。3分位の簡単なテストで無料でTOEICのスコア診断ができます。
アプリをダウンロードして簡単なアンケートに答えたあと、3分位の診断テストを受けます。TOEICのパート2、パート5形式の問題です。
- Part 2:英文への適切な返答を3つの選択肢から選ぶ
- Part 5:英文の空欄に入る適切な語句を4つの選択肢から選ぶ
実は私も試してみました。たった3分で本当に診断できるのか半信半疑でしたが、実際より少し低めに出ましたが、かなり近いスコアが出ています。


すぐに結果がわかるので、手軽に今の英語力を測れます。TOEIC受験前に診断しておけば、学習の計画も立てやすいです。



正確にスピーキング力を測るなら、さらにVersantも受けてみると良いですよ。
英語コーチングのトライズでは、TOEICではなくVersantでスピーキング力をチェックします。毎月の受験がカリキュラムに含まれているので、定期的なレベルチェックが可能です。
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最初の3ヵ月|中学英語のやり直し


英語が話せるようになりたければ、必要なのは中学レベルの英語知識です。最初の3ヵ月位で英語の基礎力をしっかり身につけましょう。英会話を始める前に土台作りをすることが大切です。
基礎文法のおさらい
文法の基礎がわからないと、英文を理解することも、話すことも難しくなります。最初にここをしっかりおさらいしましょう。まずはテキストを使って学ぶのがおすすめです。あまり時間をかけすぎずに、3ヶ月以内で終わらせるようにしましょう。
初心者におすすめの文法参考書は以下の書籍です。


演習問題もたくさんあり口頭練習もできるので、文法のおさらいをしながらスピーキング練習もできます。
発音の学習
英語を聞き取るにも話すにも発音は大切です。やり直し英語の初期の段階で、英語の発音について学んでおくのがおすすめです。英語の発音が苦手な日本人は多いです。学生時代に発音をちゃんと学んでいないからです。
初心者には以下の書籍がおすすめです。専門用語を使わずに発音の大事なポイントを説明してくれています。


もう少しくわしく学びたいなら『英語耳』がおすすめ。


最初はうまく発音できないかもしれませんが、少しずつ習得していけば大丈夫です。音読やシャドーイングといったトレーニングを通じて定着させていきましょう。
単語の学習
英語が話せるようになるには語彙力が必要です。まずは使う頻度の高い重要単語を中心に単語帳で覚えることです。
初心者には以下の書籍がおすすめです。


一通り覚えたら、あとは実践しながらしっかり定着させていきます。英語を話せるようになりたければ、知っている単語の数を増やすばかりでなく使える単語の数を増やすことも重要だからです。
知っている単語≒使える単語
知識量を増やすだけでなく、実践的なスキルを上げることを意識しましょう。この後に紹介する音読を取り入れたり、声に出す練習は必ずしてください。
音読を徹底する
英語の基礎をやり直す時に、ただ「読む・聞く」だけではなく音読をすることが大切です。初心者は以下の2つのトレーニングを中心におこないましょう。
- リピーティング:音声のあとにくり返す
- オーバーラッピング:音声と同時に読み上げる
発音の練習にもなり、のちにスピーキング練習に入るための準備運動にもなります。短い文章であれば、暗唱するつもりで音読すると良いです。文法書や単語帳の例文を使ってくり返し練習しましょう。
レッスンは日本人講師で
学習の初期段階では英会話レッスンの受講はあまりおすすめしません。ある程度の基礎がなければ話そうしても英語が出てこないからです。
この段階からオンライン英会話を始めたいという場合は、日本人講師のレッスンがおすすめです。
- わからないところを日本語で質問できる。
- 学習方法のアドバイスがもらえる。
1人だけで勉強していてわからないところを日本人講師にサポートしてもらうと効率の良い学習ができます。オンラインレッスンは週に1-3回くらいで、学習のペーシングや困ったときの相談場所として活用するのがおすすめです。
最初の3ヶ月で約8割が挫折する
実は、英語学習者の約8割が最初の3ヶ月で挫折すると言われています。文法や語彙などの基礎学習は単調な学習になりがちです。学習習慣がまた定着していない時期なので、いつの間にか勉強しなくなる人が多いのです。



まずは最初の3ヶ月を乗り越えましょう。
一人で継続できるか不安な人は、プロのサポートも検討してみましょう。英語コーチングのトライズ(TORAIZ)では、専属のコンサルタントが学習の進捗状況をチェックしてサポートしてくれます。
基礎力がない超初心者の受講生には、「ゼロから始める英語初心者コース」も用意されています。最初に日本人コーチから、中学英語の基礎を学べるので安心です。
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次の3ヵ月|読む・聞くインプット


スピーキングに取り組む前に、まずは読む聞くというインプット学習から始めましょう。文法や単語の知識を定着していきます。
リーディング:多読
文法や単語をしっかり定着させていくために、たくさん英語を読んでいきます。難しい英文ではなく少しやさしめの英語にたくさん触れるのがポイントです。
- 辞書なしにに7割ぐらい理解できる英文。
- わからない単語は推測しながら、だいたいの内容を理解する。
英語の感覚をつかむことを目標に行います。日本語に訳しながら読まずに、英語を読んで内容がイメージできるように目指しましょう。
以下のNews in Levelsというサイトでは、最新のニュースを3つのレベルの英語で読むことができます。初心者はレベル1で読んでみましょう。
リーディング:精読
量よりも質にこだわって読むのが精読です。英語を正しく理解できるようにしていきます。多読で使う英文より少し難しめの英語を使うのがおすすめです。
- 知らない単語の意味は調べる。
- 文法も意識して内容をしっかり理解。
精読にはスラッシュ・リーディングがおすすめです。意味の切れ目ごとにスラッシュを入れて文章を読んでいきます。主語は何か、文章の述語動詞は何かなど、文の構造も確認しながらていねいに読み進めていきましょう。
スラッシュ・リーディングの例
I went to the restaurant / that was recommended by my friend, / and it was really good.
文章をていねいに読みながら、単語や文法を確認していきます。基礎学習で学んだことの復習にもなります。精読には、日本語訳がついている教材を使うのがおすすめです。
おすすめは以下の教材です。スラッシュ・リーディングができて音声も聞けるので、リーディングだけでなくリスニングの練習にもなります。


リスニング:多聴
リスニングへの抵抗感をなくすためには、英語をたくさん耳にすることが大事です。たくさん英語を聞くことを多聴と言います。多読と同じで、少しやさしめの英語を使うのがおすすめ。
- 7割ぐらい理解できればOK。
- 聞き取れない箇所は推測しながら、だいだいの話の流れがわかるように。
多読と同じで、英語を日本語に訳しながら聞くのではなく、英語を聞いて内容がイメージできるように目指します。
多聴には無料のポッドキャストを活用するのがおすすめです。SpotifyやAmazon Prime Musicでも英語のポッドキャストがたくさんあるので、探してみるといろいろ見つかります。例えば、初心者にはVOA Learning Englishなどがおすすめです。



いろいろ試して自分が気に入るものを見つけましょう。
リスニング:精聴
英語をきっちり聞き取れるようにするには精聴も必要です。多聴と違い、精聴では一語一句ていねいに聞き取ることを目指します。聞き流すのではなく、同じ英文を何度も聞き返しましょう。
- 聞き取れない箇所はかならずスクリプトで確認
- 知らない単語は調べる
- 文章の意味もチェックする
- くり返し聞いて発音をチェック
リスニングトレーニングには以下の書籍がおすすめです。リスニングの後にはぜひ音読もしてください。




シャドーイングを習慣に
リスニング学習では、ぜひシャドーイングも取り入れたいです。
シャドーイングとは:音声から1、2語遅れて、聞こえてきた英語をくり返して発話する。英文は見ずに音声だけでおこなう。
英文を見ながらするオーバーラッピングも良いのですが、常に文字を見ながら聞いていると、発音の聞き取りができるようになりません。難易度は高いですが、スピードを落とすなど工夫してチャレンジしてみましょう。
シャドーイングは慣れるまでに時間がかかります。最初はなかなかコツがつかめないでしょう。効果を実感できるまでに最低でも3か月が必要です。



シャドーイングで早く効果を出したければ、 プロの指導を受けるのがおすすめです。
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TOEIC600点を達成
インプット学習を中心にある程度の英語力がついてきたら、TOEICにもチャレンジしてみましょう。点数の目安がある方が自分の成長が目に見えてわかりやすいです。会話練習を始めるひとつの目安はTOEIC600点です。
TOEICはリスニングの方が比較的スコアが取りやすいので、スコア配分は以下のようになる可能性が高いです。
リスニング 300-350点位
リーディング 250-300点位
合計 600点位
個人差はありますが、こういうスコア配分になることが多いです。



私が教えてきた生徒さんも大体そういうスコア配分になっています。
リーディングの点数が低くてもあまり気にする必要はありません。
ビジネス文書や新聞記事をスラスラ読めなくても、簡単な英語でコミュニケーションは取れる。
逆にリスニングの点数が低いと問題です。
リスニングのスコアが低いと、英会話で相手の英語を聞き取れない。
話せるようになりたいなら、リスニングはある程度のスコアを取れるレベルにしておきたいです。
TOEICのスコアを上げるにはテスト対策も必要。試験前に以下の教材で勉強してみると良いでしょう。




ただし、テスト対策を中心にすると、「話せるようになる」という本来の目的から外れてしまうので気を付けてください。基本は英語力を上げるための学習をおこない、結果としてTOEICのスコアもついてくるという感覚でいましょう。
学習の開始から半年後くらいに600点レベルに到達することを目指す。
6か月目以降|書く・話すアウトプット


TOEIC600点レベルに到達したら、アウトプット学習も積極的に取り入れていきます。やり直し学習スタートから6ヶ月を目安としていますが、個々のレベルや進捗具合に応じてもう少し早くスタートしても良いでしょう。
アウトプットの注意点
英語がスラスラ話せるようになるには、知っている単語でいかにスムーズに表現するかが大事です。子供は難しい言葉を知らなくても、ちゃんと話せていますよね。
難しく考えすぎて話せない日本人がとても多い。シンプル英語をこころがけましょう。
辞書で出てきた難しい単語を、よく理解しないまま使うのは避けたいです。使う単語の難易度を上げて、実際の会話では言葉が出てこなかったり、相手に通じないこともあります。



私自身も「シンプルな英語」を意識し始めたとき会話の流ちょうさが上がりました。
アウトプットの初期段階では、できるだけ平易な英語を心がけましょう。
英語日記を書いてみる
これまでに学んだ単語や文法を使って、自分で文章を書いてみるのもおすすめです。実際に文章を作ってみることで、学んだ知識が定着していきます。難しい単語や構文はあえて避けて、できるだけシンプルな英語で表現しましょう。
ひねった表現や構文を使うのは中級レベルになってからで良い。
その日の出来事を書くのも良いですし、自分でトピックを決めて書いてみるのも良いでしょう。私がおすすめするトピックは「その日あった嬉しかったこと」です。
1日の最後にポジティブな内容を書くと、気持ちも前向きになれるので、良い気持ちで学習を続けていけます。



些細なことでも良いので、探してみれば何か見つかるものです。
どうしても書くことが思いつかないという人には、以下の書籍がおすすめ。


いろんなトピックが用意されているので、毎日楽しんで書き続けられます。例文や使えるフレーズも掲載されているので、語彙力や表現力を身につけるのにも一役買ってくれます。
瞬間英作文
会話に必要な瞬発力を上げるには瞬間英作文がおすすめです。書く練習ではマイペースで文章を作れましたが、スピーキングでは瞬発力が求められます。頭でわかっていてもとっさに口から出てこないものです。
瞬間英作文は日本語の文章をとっさに英語に直すトレーニングです。
(日本語)週末は何をする予定ですか。
↓
(英語)What are you going to do this weekend?
文法パターンを定着させたり、使える語彙や表現を増やすのに有効です。最初はやさしめの文章から行いましょう。


独り言英会話
スピーキングの練習は一人ではできないと思っていませんか?実は、独り言で英語を話すのはとても有効なスピーキング練習です。
- ちょっとした隙間時間で練習できる。
- 自分のペースで練習できる。
- 英会話のシミュレーションができる。
テーマは何でもいいです。今していることをそのまま英語で言ってみたり、1日の出来事を英語で話してみる、テレビを見ながら感想を英語で言ってみるのも良いです。普段の生活の中で、アウトプットの練習を取り入れてみましょう。



私も昔はよくやっていました。
オンライン英会話
自主トレでは一方通行のスピーキング練習になるので、相手がいる双方向のコミュニケーション練習にはオンライン英会話がおすすめです。自主トレと並行して英会話レッスンで話す練習をしましょう。
英会話では、相手の英語を聞き取った上で正しい返答をする必要があるので、一方的に話すのとは違う難しさがあります。
- 相手の英語を聞き取り理解する
- それに対する返答をとっさに考える
- 英語で答える
リスニングとスピーキングの両方が必要なので難しいです。



オンライン英会話で場数を踏むことが大切。
ここでもポイントはできるだけやさしい英語を使うことです。難しく考えすぎると話せなくなります。会話の流暢さを上げるには、柔軟さも大切です。
例えば以下のような質問をされたとしましょう。
What did you do last weekend?
それに対しあなたは「家で家事をしていました」と言いたいです。何と答えますか?



「家事」ってなんて言うんだっけ?
そこで沈黙していては会話が止まってしまいます。まずは知っている単語で表現することが大事なので、ちょっと発想を転換します。具体的には何をしたのでしょうか?



えっと、洗濯とか掃除とか
ならばこう言えばOKです。
I cleaned the room and washed my clothes.
これで十分に会話は成立します。「家事」という言葉は避けつつ、あなたが伝えたかった内容がちゃんと伝わります。こういった柔軟さはオンライン英会話でトレーニングしましょう。



ちなみに「家事をする」は「do house chores」といいます。
最初はネイティブでなく、フィリピン人講師のレッスンでスタートするのもおすすめです。フレンドリーな先生が多く、安心感もあるでしょう。ネイティブの場合は、日本人の指導になれている経験豊富な講師を選びたいです。
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TOEIC730点を達成
TOEICで600点を達成しアウトプット練習も取り入れながら学習をしていけば、全体的な英語力はさらに上がっていきます。6ヵ月後くらいにもう一度TOEICにも挑戦してみましょう。
ここで730点以上を目指したいです。特に、前回の受験時よりもリスニングのスコアを上げることを目指しましょう。
リスニング 400-450点位
リーディング 300-350点位
合計 700-750点
私がこれまで指導してきた生徒さんで、英語でコミュニケーションができる人はリスニングで400点以上を取っている人が多いです。文法に多少ミスがあったり時々言葉につまることはあっても、それなりに会話を続けることができます。



そのあとは800点以上を取れるように学習を続けていきましょう。
インプットとアウトプットの理想バランス


英語学習ではインプットからアウトプットへと徐々に移行していきますが、アウトプットを始めたあともインプットはつねに継続していきます。インプットとアウトプットの理想のバランスは、英語力によって変わっていきます。
初期段階はインプット7:アウトプット3
学習の初期段階ではインプットとアウトプットの割合は7:3くらいが理想です。
インプット7:アウトプット3
この時期はとにかく基礎力をつけることが重要だからです。
- 英語の知識や語彙が足りないままアウトプットしようとしても言葉が出ない
- リスニングができないと会話が成立しない
- 学習の効率が悪くなる
私は英会話スクールで10年以上教えていましたが、基礎力がないまま英会話でアウトプットしてもなかなか伸びません。



趣味として楽しく英会話するならそれでも良いですが、学習の効率は悪くなります。
短期間で英語を話せるようになりたいなら、最初の頃はインプットをしっかりしておきましょう。
中期以降はアウトプットを増やしていく
基礎力がついてTOEIC600点を達成したら少しずつアウトプットを増やしていき、5:5くらいまで上げていきます。
インプット 5:アウトプット 5
ある程度の基礎が固まってきたらアウトプットも積極的におこなっていきたいです。使う練習をしないと、知識ばかりが大きくなり話す力がつきません。
- 難しい単語をたくさん知っていても会話で言葉が出てこない
- 難しく考えすぎてかえって話せない
- TOEICスコアと会話力の差が大きく英会話がストレスになる
TOEICでハイスコアが取れると自信につながります。その一方で、スピーキング力との差が大きくなるとマイナスにも働きます。



TOEICのスコアは高いのに英会話は苦手という人は多いです。
私が英会話スクールに勤めていたときにも、そういう生徒さんが一定数以上いました。レベルチェックで思ったより下の会話レベルと判定されて、「そんなはずない」と怒る人も…。
英語の知識と英会話のスキルは別物。600点位取れたらスピーキングもどんどん始めていく。
インプットはつねに継続する
レベルが上がってもインプットはゼロにしません。いったん覚えた単語であっても、しばらく耳にしないと忘れていくからです。読む、聞く、どちらでもいいので、英語をインプットする習慣は残しておきましょう。



私は今でもインプット学習を続けています。
余談ですが、日本で英語を教えている外国人が、「英語力を維持するために努力している」と言っていました。久しぶりに母国の家族と英語で話して「あなたの英語どうしちゃったの?」と驚かれたという話も聞いたことがあります。
- 使用頻度の低い単語はどんどん忘れていく
- 必要なときに単語が出てこない
- 良質の英語に触れて英語の感覚を常に磨いておく
英語ネイティブですら、使っていないと単語を忘れるのです。ノンネイティブの私たちはなおさら忘れます。
まとめ:初心者でも本気で学べば1年で英語は話せるようになる
社会人が英語をやり直して、1年で話せるようになるためのおすすめ学習プランをお伝えしました。ここまで読んでみて、どう思われたでしょうか?



「かなりハード」と思ったのではないでしょうか?
本気で勉強すれば、1年で英語を話せるようになるのは可能です。ただし、勉強や練習なしに英語を話せるようにはなりません。途中で挫折する人が圧倒的に多いのも事実です。
学習の無駄を少しでもなくし、確実に結果を出すには、コーチングスクールも念頭に入れてみましょう。トライズ(TORAIZ)では、一人一人に合わせたカスタマイズの学習プランを作成してもらえます。
トライズの料金は年間で100万円程と高額ですが、コーチングスクールの中ではもっともコストパフォーマンスが高いです。無料カウンセリングを受けられるので、まずはあなたに最適な学習プランを相談してみてはどうでしょうか。
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